News:ニュース速報 | 2003年12月9日 05:26 PM 更新 |
シャープは12月9日、ワープロ文書やプレゼンテーションデータなどのビジネス文書を携帯電話で拡大縮小表示可能な「電子ドキュメント表示システム」を開発し、ボーダフォン「V601SH」に採用したと発表した。ベクターグラフィックスデータの国際標準規格・SVG-Tinyを初めて携帯電話に採用した。
SVG関連製品を開発するカナダBitFlashと共同開発した。WordとExcel、PowerPoint、PDFファイルをサーバでSVG-Tiny形式に変換し、携帯電話に搭載した専用ソフトで再生する。ベクターデータを採用しているため、携帯電話のディスプレイ上でも拡大縮小が自在に行え、データ量も少なくて済む。
V601SHには専用再生ソフトを搭載した。新サービスの市場開拓に向け、通信事業者やSI事業者との連携を図っていく。
[ITmedia]
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