News:ニュース速報 | 2003年12月10日 09:01 PM 更新 |
富士通と富士通研究所は12月10日、ノートPCの筐体にも導入できるよう難燃性を高めた植物性樹脂技術を開発したと発表した。富士通製ノートPCの筐体部品に順次導入する。
両社は2002年6月、トウモロコシなどを原料とするポリ乳酸系生分解性プラスチックをノートPC筐体の部品に採用する技術を開発、「FMV BIBLO NB」に導入した。ただ難燃性や耐久性などに課題があり、採用は一部の小部品にとどまっていた。
新技術は同じポリ乳酸を主成分としながら、難燃性や強度、耐熱性の問題を解決。筐体などの大型部品にも適用できるとしており、2004年度に発売する製品から順次導入する計画だ。
成果は12月11日に開幕する「エコプロダクツ2003」(13日まで、東京ビッグサイト)で展示する。
[ITmedia]
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