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豪州のKazaa訴訟、11月29日に仮期日設定

» 2004年07月03日 08時46分 公開
[IDG Japan]
IDG

 人気ファイル交換ソフトKazaaの提供企業Sharman Networksに対する審理の仮期日が11月29日に設定された。

 この裁判ではKazaaをめぐってレコード業界とSharman Networksが争っており、豪州連邦裁判所のマリー・ウィルコックス判事は7月1日、クリスマス前に審理を開きたいとの意向を示した。

 「11月29日は(公判期日として)現実的な選択肢だ。関係者はこれに基づき準備を進めてほしい」と同判事。ただ、これはまだ暫定的な期日であり、変更の可能性もあると述べている。

 一方、Sharmanの首席弁護士、ロバート・エリコット氏は、公判入りは来年にずれ込む可能性もあると指摘、「われわれの推定では準備が整うのは来年4月になってからだ」と法廷で発言している。

 1日には、めったに姿を現すことのないSharmanのニッキ・ヘミング氏が出席したほか、同社のフィル・モールCTO、Music Industry Piracy Investigationsのマイケル・スペック氏が姿を見せた。

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