東京証券取引所は1月23日付けで、マザーズ上場のライブドアとライブドアマーケティングを監理ポストに割り当てた。ライブドアの堀江貴文社長らが証券取引法違反容疑で逮捕されたのを受けたもので、今後は上場廃止も視野に検討するもようだ。
ライブドア株は23日、5営業日連続で値幅制限の下限(ストップ安)まで値を下げたが、なお約2億5800万株の売り注文が残った。時価総額は約2686億円となり、強制捜査の直前から3分の1に減った。
監理ポストは、上場廃止になる可能性がある銘柄について、取引所が投資家に周知するために割り当てる。上場廃止が決まった場合、整理ポストに移された上で上場が廃止される。
東証1部で上場廃止となったカネボウの場合、2004年10月28日に監理ポストに割り当てられた後、翌年の5月12日に上場廃止が決まり、1カ月間の整理ポストを経て6月13日に上場が廃止された。
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