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MS、オンライン広告収入を開発者に分配する新プログラムを発表

» 2007年02月09日 07時16分 公開
[ITmedia]

 Microsoft Casual Games(MCG)は2月7日、MSN Gamesサイトからの広告収入を、ゲーム開発者と分配するプログラム「Ad-Share Program」を即日開始すると発表した。同サイト向けにオンラインゲームを開発している開発者は、このプログラムに参加できる。

 オンライン向けの手軽なゲームの開発者は収入モデルが限定されていることから、広告収入の分配を決めたという。

 開発者は、自分が開発したゲームがプレイされているときに広告を表示、一定率の広告収入を毎月受け取れるようになる。Microsoftによると、現在MSN Gamesで人気上位5位までのゲームの開発者が受け取る額は、5本総額で年間25万ドルに上る見通し。

 広告分配プログラムには2種類ある。レベル1の場合、開発、提案プロセスは現在とほぼ変わらず、自分が開発したゲームの広告売り上げの10%を受け取ることができる。レベル2では、広告売り上げの20%を受け取ることができるが、ローカリゼーションを行う、ソフトウェアのレーティングを受ける、ユーザーに最低10時間の無料プレイ時間を提供するなど、幾つかの条件が伴う。

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