ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

AOL、「邪魔にならない」ティッカー式のビデオ用広告立ち上げ

» 2007年11月21日 09時33分 公開
[ITmedia]

 米AOLは11月19日、「ビデオティッカー広告」の導入を発表した。ビデオ視聴を邪魔しないビデオ広告だとAOLは説明。プレロール(本編前に流れる)広告に代わるものとして期待している。

 このビデオティッカー広告は、ビデオ視聴時、再生ウィンドウの下部に表示される。ティッカーをクリックすると、ビデオの再生が一時停止し、代わりにビデオ広告やインタラクティブなFlash広告がウィンドウ内で再生される仕組み。広告はそのままにしておくと15秒ほどで消え、ビデオクリップが再開する。ビデオの再生中も、広告に関するテキストリンクは再生ウィンドウ上部に残るため、クリックすることで広告をいつでも再生できる。このティッカー広告は、オンライン広告の米PointRollが提供する「TickerBoy」技術を基に開発された。

 AOLは同日、AOL Videoのメディアプレーヤーを強化したことも発表。新しいメディアプレーヤーでこのビデオティッカー広告を配信する。

関連キーワード

広告 | AOL | 動画配信


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.