米Google傘下のYouTubeは5月13日、広告主向けに新しいターゲティング広告機能「buzz targeting」を発表した。
新機能は、視聴回数、お気に入りとして登録される件数、評価件数など複数の要素の増加速度を分析して人気が出そうなビデオを予測し、広告主がそれらのビデオに広告を表示できるようにするというもの。
最初の広告主として、映画配給会社Lionsgateがbuzz targetingを試験的に利用して映画「ドラゴン・キングダム」の宣伝を行った。この映画の広告は、大手音楽レーベルのコンテンツや、YouTubeユーザーのビデオを含む、500本以上のビデオで表示されたという。
Googleのエリック・シュミットCEOは8日、YouTubeで収益を上げられるようにすることは、Googleにとって今年の最優先課題だと語った。YouTubeはbuzz targetingはその一環だとしている。
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