Mozilla Foundationは7月23日、多機能メールソフトThunderbirdの脆弱性を修正したアップデート版の2.0.0.16をリリースした。ユーザーに対し、できるだけ早期の導入を呼び掛けている。
Mozillaのアドバイザリーによると、Thunderbird 2.0.0.16では8件の脆弱性に対処した。このうち6件が深刻度「中」、2件が「低」レベルとなっている。
CSS参照カウンタのオーバーフローによるリモートコード実行の脆弱性(MFSA 2008-34)は、先にリリースされたFirefox 3.0.1でも修正された問題。ThunderbirdはブラウザエンジンをFirefoxと共有しており、メッセージのプレビューでJavaScriptが有効になっている場合に影響を受ける。なお、デフォルトではJavaScriptは無効になっている。
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