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09年上半期の国内家庭用ゲーム市場、24%減の2189億円

» 2009年07月02日 15時35分 公開
[ITmedia]

 エンターブレインによると、2009年の上半期(08年12月29日〜6月28日)の国内家庭用ゲーム市場規模(ハード・ソフト合計)は2189億2000万円で、前年同期に比べ24.4%減少した。ハード、ソフトともに苦戦し、ハードは前年上半期より27.6%、ソフトは同21.8%減少した。

 08年上半期は「モンスターハンターポータブル 2nd G」や「大乱闘スマッシュブラザーズ」など100万本以上売り上げたタイトルが4本あったが、09年上半期はミリオンタイトルがなく、市場が縮小した。

 ソフト販売本数は、1位がニンテンドーDS用「マリオ&ルイージRPG3!!!」で約65万本。2位以下はPSP用「モンスターハンターポータブル 2nd G」、PS3用「龍が如く3」、PS3用「バイオハザード5」、Wii用「Wii Fit」という順だった。

 ハードの推定販売台数は、「ニンテンドーDS」シリーズが約162万台、PSPが約118万台、「Wii」が約64万台、「プレイステーション3」(PS3)が約55万台、「Xbox 360」が約21万台。

 09年下半期は「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」や「モンスターハンター3」といった有力タイトルが登場するため、ソフト市場の盛り上がりが期待されるとしている。ハード市場では、11月発売の「PSP go」の動向が注目される発売としている。

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