米Microsoftは2月5日、米Facebookとの提携を拡大すると発表した。両社は2006年8月から広告配信で提携しており、2007年10月にはMicrosoftがFacebookに2億4000万ドル出資している。
まず、Microsoftの検索エンジン「Bing」の全機能をFacebook内で利用できるようにする。また、現在米国でのみBingがFacebookのデフォルト検索エンジンになっているが、これを世界規模に拡大し、4億人以上のFacebookユーザーにBingの機能を提供する。
広告配信に関する提携も変更する。MicrosoftはFacebook上で独占的に広告を販売しているが、このうちディスプレイ広告の販売をFacebookに引き継ぐ。Microsoftは引き続き検索広告の販売を行う。
Microsoftは、今回の提携変更により、Windows Live MessengerやHotmailなど、自社のソーシャルメディアやコミュニケーションツールにおける強力なキャンペーンの推進に集中できるようになるとしている。提携変更の成果は、数週間から数カ月のうちにFacebook上に反映されるという。
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