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電通、スマホ/タブレット向けアプリ開発・運用支援プラットフォームを開発

» 2012年04月13日 19時06分 公開
[ITmedia]

 電通は、スマートフォン/タブレット向けアプリ開発・運用を支援するプラットフォーム「MobileClip」を開発した。クラウド上に構築してクライアント企業向けに提供し、100万円程度からアプリ開発が可能という。

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 クライアントやメディア企業向けにアプリを開発してきた知見を体系化し、クラウド上にプラットフォームとして構築。サイトにログインしてコンテンツの入力とレイアウト設定などを行なうだけでアプリを制作できるという。アプリ内コンテンツにはHTML5を採用し、動画を含め柔軟なコンテンツ制作が可能としている。

 iOSとAndroidに対応し、1度の開発で両OS向けにアプリを制作できるようにした。コンテンツの一部を有料化し、AppleとGoogleの課金システムと連携させたコンテンツ販売を行うことも可能だ。

 同社はクライアントのアプリ開発をサポートしてきたが、デバイスやOSごとに個別にプログラミングをしてアプリを制作する点が開発工程で大きな課題となっていたという。

 同プラットフォームを利用し、産経新聞社がレース情報配信アプリ「サンスポ 予想王 TV」をiOS/Android向けにリリース。またマガジンハウスの「Hanako アプリ」がiOSのNewsstand向けに公開された。

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