米IBMは8月5日(現地時間)、米Appleと昨年発表した米Appleとの大規模提携の一環として、これまでのiOS端末に加え、Macも販売すると発表した。
同社は「IBM MobileFirst Managed Mobility Services」プログラムの下、アクティベーションや管理サービス付きでiPhoneやiPadをはじめとするモバイル端末を顧客に納入してきた。
顧客からの要望の高まりを受け、必要なアプリやサービスをプリインストールしたMacを販売する。
同社は発表文で、自社でのMacの導入が広範囲で急激に進んでおり、Mac販売には自社での経験を生かせるとしている。
IBMのジェフ・スミスCIO(最高情報責任者)は米Wall Street Journalのインタビューで、現在IBM社内で11万台以上のApple端末(iPad、iPhone、MacBook)が使われており、MacBookは5万台あるという。
同社は発表文で「導入および使用のやさしさはすべてのApple製品の基本だ。Apple製品の職場への導入が進むにつれ、顧客はプライベートでのApple製品の利用体験と同等の快適さを職場でも期待するようになる。IBMの新たな企業向けサービスは、Macを職場で使う顧客にすばらしいユーザー体験と、ワールドクラスのサポートを提供する」と語った。
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