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» 2019年02月08日 06時28分 公開

NHK、CDN事業者に出資「急いで検討」 新年度からTVer参加へ

NHKの上田良一会長は7日の定例会見で、CDN事業者への出資について、「NHKとしては民放との二元体制を維持しながら、検討していることのひとつ」との認識を改めて示した。

[産経新聞]
産経新聞

 NHKの上田良一会長は7日の定例会見で、インターネット上で高品質で安定した配信を可能にするネットワークを構築するCDN事業者への出資について、「NHKとしては民放との二元体制を維持しながら、検討していることのひとつ。インターネットでコンテンツを効果的かつ安定的に届けるため、民放各社との間で連携・協調を進めていくことは重要だ」との認識を改めて示した。

photo インタビューに応じるNHKの上田良一会長=1月25日午後、東京都渋谷区(三尾郁恵撮影)

 出資にあたっては、総務相の認可が必要となる。具体的な出資時期などについて経営企画局担当者は「お答えできない」としたが、上田会長は「早急に結論が出るように、しっかりと急いで検討してほしい、と現場にお願いしている」と指摘した。

 一方、民放の見逃し番組のインターネット配信サービスである公式ポータルサイト「TVer(ティーバー)」への参加について、「新年度から参加できるように、具体的な調整に入っている状況」と改めて説明した。

 テレビと同じ番組をインターネットでも流す「常時同時配信」で、ネット活用業務費を「受信料の2.5%上限の維持」とするよう民放が求めていることに絡み、平成32年度以降もこの水準を維持できるかについては、今回の会見でも明言を避け、「32年度分の予算を作成する過程で精査・検討する。どのぐらいになるのかは言えるような状況ではない」と述べるにとどめた。

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