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» 2019年03月07日 06時24分 公開

ダウンロード違法化拡大、自民党内で異論相次ぐ (1/2)

政府が今国会への提出を目指す著作権法改正案をめぐり、自民党内から「インターネットでの情報収集に過度な萎縮をもたらす」との懸念が出ている。自民党は1日の総務会で了承を見送り、党文部科学部会に差し戻した。

[産経新聞]
産経新聞

 政府が今国会への提出を目指す著作権法改正案をめぐり、自民党内から「インターネットでの情報収集に過度な萎縮をもたらす」との懸念が出ている。規制の対象範囲が拡大し、私的使用のダウンロードが違法となる恐れがあるためだ。自民党は1日の総務会で了承を見送り、党文部科学部会に差し戻した。党内には違法ダウンロードに関する項目の除外を求める意見もあるが、修正がないまま8日の総務会で了承される可能性もある。

 改正案は漫画などの海賊版対策として違法ダウンロードを防ぐ狙いがある。著作権を侵害していると知りながらダウンロードする行為を違法とし、対象を現行の音楽・映像だけでなく漫画や書籍、ゲームソフトなどすべての著作物に拡大することが柱となっている。

 例えばネット上の新聞記事などの表示画面を保存する「スクリーンショット」も著作権を侵害していると認識していれば違法になる。学術論文などの文書はネット上に多く掲載され、日常的に保存する機会は多く、理解がないまま違法行為として扱われる可能性は否定できない。

 著作権に詳しい大学教授や弁護士ら識者は2月19日、緊急声明を発表し、「拙速な法改正は過度の萎縮効果を及ぼし、国民の信頼を失わせる」と訴えた。

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