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» 2019年04月11日 06時30分 公開

ブラックホール撮影成功「天文学の新時代」 国立天文台チーム会見 (1/2)

世界で初めてブラックホールの撮影に成功した国際チームに参加した国立天文台のメンバーは10日夜、東京都内で会見し、「天文学の新しい時代の始まりだ」などと喜びを語った。

[産経新聞]
産経新聞

 世界で初めてブラックホールの撮影に成功した国際チームに参加した国立天文台のメンバーは10日夜、東京都内で会見し、「天文学の新しい時代の始まりだ」などと喜びを語った。

photo ブラックホールの輪郭撮影に成功し、会見する国立天文台の本間希樹教授=10日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
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「ここまでに10年。感無量だ」

 国際チームの日本代表を務めた本間希樹(まれき)教授は「このような撮影を世界中で200人を超える研究仲間と目指してきた。非常にうれしく感じている」と笑顔で語った。

 秦(はだ)和弘助教は「ここまで到達するのに10年かかったが、実現できて感無量だ」と話した。

 謎が多いブラックホールの姿を初めて撮影したことについて、秦氏は「これまでは間接的傍証から存在を信じるしかなかったが、直接撮影で巨大ブラックホールや銀河の形成と成長、宇宙の進化史解明に弾みがついた」と強調した。

 今後は連携する望遠鏡を増やし、さらに高画質の撮影を目指すといい、「それによってもっとシャープな画像だけでなく、動画も捉えられるようになる」と期待を込めた。

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