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» 2019年05月08日 06時24分 公開

五輪観戦チケット、9日申し込み開始も「わかりにくい」と問い合わせ殺到 サイバー攻撃の懸念も (2/3)

[産経新聞]
産経新聞

 加えて、現段階で各競技の抽選倍率が不透明なことも、観戦希望者の悩みの種となりそうだ。ルール上、複数のチケットが当選したら、一部のみを購入することは認められておらず、全額を一括支払いしなくてはならない。支払い後はキャンセルできず、不要となった高額チケットは公式転売サービスなどを利用できるが、場合によっては自己負担しなくてはならないリスクも残る。

 こうしたチケットの申し込み手段について、スポーツライターの小林信也さんは「このままでは一部の富裕層などを除き、損失を恐れて買い控えする動きも出てくるのではないか」と指摘。値段設定や支払い方法についても「一般の庶民の視点が欠落している」と苦言を呈した。

申し込み総数は億単位か

 五輪観戦チケットの抽選販売は、大会の成功のカギを握るだけにミスやトラブルは許されない。

 売り出される五輪チケット枚数は780万枚。大半が今回の抽選販売の対象となる。プロ野球1球団が1シーズンで用意するチケットは200万枚とされ、3、4シーズン分にあたる量だ。第2希望まで含めると1人最大60枚まで申し込むことができるため、単純に見積もっても、販売サイトに寄せられる全申し込みの総数は億単位に達すると見込まれる。

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