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» 2019年05月15日 06時10分 公開

ふるさと納税「除外は驚き」 アマゾンギフト券上乗せ中の大阪・泉佐野市

6月に始まる「ふるさと納税」の新制度から除外されることになった大阪府泉佐野市は14日、「非常に驚いている。なぜ参加できないのか、理由・根拠を総務省に確認し、判断が適切なのかどうか考えたい」とするコメントを発表した。

[産経新聞]
産経新聞

 6月に始まる「ふるさと納税」の新制度から除外されることになった大阪府泉佐野市は14日、「非常に驚いている。なぜ参加できないのか、理由・根拠を総務省に確認し、判断が適切なのかどうか考えたい」とするコメントを発表した。

 一方で、ネット通販大手「アマゾン」のギフト券を上乗せする現在の返礼品提供は6月以降、取りやめる方向だ。同市でふるさと納税を担当する阪上博則・成長戦略担当理事は「寄付の税控除が受けられなくなれば、同様の返礼品を提供する取り組みは難しくなる」と話した。

 泉佐野市は4月下旬、新制度に従って、返礼品が地場産品に限定され、調達費が寄付額の30%以下に抑えられる場合を想定した返礼品を体験してもらうキャンペーンを、5月末までの期間限定で開始。アマゾンのギフト券を上乗せすることで、調達費を実質50%としてきたほか、今月10日には実質60%とするメニューを追加し、寄付者に“還元”してきた。

 新制度の問題点を一般に理解してもらい、同市の取り組みの正当性を世論に訴えるのが狙いで、寄付者からは「総務省はおかしい」「がんばれ」などの応援が寄せられているという。

 泉佐野市はこれまで、返礼品として三陸産のホタテや青森県の地酒などを提供。平成30年度の寄付額は、前年度に全国でトップだった135億円の約3.7倍となる約497億円に達する見通しとなっている。

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