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» 2019年05月28日 06時13分 公開

ドローン無許可飛行容疑で男を逮捕 都内初 公園で飛ばし「広い場所では飛ばせると思っていた」

江戸川区の公園で許可なく夜間にドローンを飛ばしたなどとして、警視庁葛西署は、航空法違反と偽造有印私文書行使の疑いで、自称解体工の加賀隆司容疑者を逮捕した。調べに対し、容疑を認めた上で、「広い場所では飛ばせると思っていた」と供述しているという。ドローンの無許可飛行容疑での逮捕は都内で初めて。

[産経新聞]
産経新聞

 東京都江戸川区の公園で許可なく夜間にドローン(小型無人機)を飛ばしたなどとして、警視庁葛西署は、航空法違反と偽造有印私文書行使の疑いで、自称解体工の加賀隆司容疑者(52)=同区船堀=を逮捕した。調べに対し、容疑を認めた上で、「広い場所では飛ばせると思っていた」と供述しているという。ドローンの無許可飛行容疑での逮捕は都内で初めて。

 警視庁保安課によると、加賀容疑者がドローンの任意提出に応じなかったため、証拠隠滅の恐れがあると判断、26日に逮捕した。

 逮捕容疑は、5月9日午後9時55分から約20分間、無許可で同区船堀の船堀スポーツ公園上空でドローンを飛ばしたとしている。また、同署員から職務質問を受けた際、飛行経路などを記した書類に弟の名前を署名したとしている。

 加賀容疑者のドローンを目撃した通行人から「ドローンが急上昇と急下降していて危険だ」と110番通報があったという。

 このほか、警視庁は今年に入り5月27日までに、航空法違反容疑で外国人観光客を含む8人を書類送検。27日に書類送検された会社員の男(64)=足立区=が操縦するドローンは障害者福祉施設の敷地内に落下した。けが人はなかった。

 福祉施設の男性施設長(46)は取材に対し、「職員や利用者が通る場所なので、誰にもぶつかったりしなかったのは幸いだった。ドローンは決められたルールを守って、安全に使用してほしい」と話している。

 都内では5月に入り、千代田区の皇居周辺などでドローンのような物体の飛行が目撃されている。ドローンが落下すれば負傷者が出るほか、テロに悪用される恐れもあるとして、警視庁は東京五輪・パラリンピックなどに向け、人が集まる場所や警備対象地域での違法ドローンの取り締まりを強化している。

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