ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >
ニュース
» 2019年05月30日 06時17分 公開

米FedExが中国で“炎上” Huawei書類を無断で米に転送「米当局の手先」  (1/2)

米中貿易摩擦がエスカレートする中、中国国内で事業を展開する米企業への風当たりが強まっている。中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は、米物流大手フェデックスが重要書類を勝手に米国へ転送したと非難し、中国国内のネットユーザーらが反発。中国政府との関係を理由に華為を市場から締め出している米当局自身が「米企業を手先にしている」と“意趣返し”の批判を展開した。

[産経新聞]
産経新聞

 【北京=西見由章】米中貿易摩擦がエスカレートする中、中国国内で事業を展開する米企業への風当たりが強まっている。中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は、米物流大手フェデックスが重要書類を勝手に米国へ転送したと非難し、中国国内のネットユーザーらが反発。中国政府との関係を理由に華為を市場から締め出している米当局自身が「米企業を手先にしている」と“意趣返し”の批判を展開した。

 ロイター通信が華為側の情報として報じたところでは、東京から中国の華為あてに送られた2件の書類が、米テネシー州のフェデックス本社に無断で転送されていた。またベトナムから香港とシンガポールの同社オフィスに送られた別の2件の書類も米国に転送されそうになった。

 フェデックスは声明で「単純な誤送だ」と謝罪したが、華為は同社との契約見直しを示唆。共産党機関紙、人民日報系の環球時報は「米国の情報機関が指示したと疑わざるを得ない」との専門家の談話を掲載し、ネット上でも「アジアで事業をさせるな」などと反発が広がっている。

 中国外務省の陸慷(りく・こう)報道官は29日、「フェデックスはきっちりと釈明する必要がある」と述べた。

       1|2 次のページへ

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.