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» 2019年06月12日 06時34分 公開

あなたのスマホにも発火リスク? 「水」「使用過多」などで危ないリチウムイオン電池 (1/2)

スマホやモバイルバッテリー、パソコン、電気自動車など、多種多様な製品に利用されるリチウムイオン電池。いまや大半の人が持ち歩いたり家庭で使ったりしている状態だが、突然発火するなど重大な事故につながりかねない例もある。使用上のNG行為や、処分方法など、今一度注意しておきたい。

[ZAKZAK]
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 スマホやモバイルバッテリー、パソコン、電気自動車など、多種多様な製品に利用されるリチウムイオン電池。いまや大半の人が持ち歩いたり家庭で使ったりしている状態だが、突然発火するなど重大な事故につながりかねない例もある。使用上のNG行為や、処分方法など、今一度注意しておきたい。

 4日、千葉県柏市で、電車に乗っていた女子高生がリュックサックに入れていたモバイルバッテリーから煙が出た。女子高生は右手に軽いやけどを負い、列車は最大56分の遅延が発生、約8000人に影響が出た。過去にはスマートフォンやノートパソコンのバッテリーから発火するケースも起きているが、大半がリチウムイオン電池が使われているとみられる。

 一体なぜ発火するのか。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の鶴田克二さんは、「製品を乱雑に扱ったり、水が付いたり、高温で発火する恐れがある。具体的には、濡れた傘やペットボトルの結露が付着し発火するケースがある。車のダッシュボードに放置するのも避けた方がよい。いずれにしても丁寧に扱うようにしてもらいたい」と注意を促す。

 リチウムイオン電池は製品不良で異物が混入していた場合や、外部からの圧力が加わった場合に発火しやすいという。NITEの報告によれば、モバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池を搭載した製品の事故は、2017年度に582件で、13年度から2倍以上に増加している。

 家電ライターの藤山哲人氏は過度な使用にも注意を促す。

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