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» 2019年07月01日 06時22分 公開

「上司を殺したい」気持ちは「正常」 英犯罪心理学者の自説に賛否 (1/2)

バカ上司を殺したいと思う人は少なくないだろう。英国の研究で、「会社の上司を殺したいと想像することは、完全に否定されるプロセスではない」などと説明。賛否両論の意見が噴出している。

[産経新聞]
産経新聞

 セクハラ上司、パワハラ上司、空気が読めないバカ上司…。世の中にはこうした上司に日々、悩まされる人が多いと思うが、そんな上司を殺したいと思った人もまた、少なくないはずだ。

 しかし一方で“いくら何でも、殺したいなどと思うのは不謹慎かもしれない”と考え直す人もいるだろう。

 ところが、上司を殺したいと思うことはいたって普通で、一般的な考えであるという、ある意味、驚きの自説を犯罪心理学者が唱え、欧米で物議を醸している。

 6月6日付の英国紙デーリー・メールや翌7日の英紙インディペンデント(いずれも電子版)が報じているのだが、英南西部チェルトナムで6月6日から11日まで開かれた「チェルトナム科学フェスティバル」に出席したロンドン大学ユニバーシティーカレッジ(UCL)の名誉助教で犯罪心理学者のジュリア・ショウ博士が述べた。

 彼女は「半数以上の人々が多分、1回は、自分が知っている人を殺したいと想像している」と前置きしたうえで、会社の上司を殺したいと想像することは、従業員が上司に共感を感じることにつながるので、完全に否定されるプロセスではないなどと説明。

 そして「殺したいと思う主なターゲットは会社の上司と元パートナー」だが「幸運にも、ほとんどの人は実際の行動に移してはいません」と述べた。

 また、米では、暴力的な想像を続けると、自身の幸せな日常生活に害を及ぼすとの研究結果もあるが、ショウ博士は「人々が自信を持って道徳的規範に従った行動をするためには、誰かを殺したいと考える思考が不可欠である」と強調した。

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