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» 2019年07月02日 06時50分 公開

「夕食は電子レンジに聞け」シャープが新サービス (1/2)

シャープが、インターネットとつながる最新家電の拡大に本腰を入れる。自社製品だけでなく、ライバルメーカー製品との接続も可能にし、さまざまな異業種からの情報を家電にリンクさせるという。シャープが目指す家電はどんな姿なのか。

[産経新聞]
産経新聞

 鴻海(ホンハイ)精密工業傘下のシャープが、インターネットとつながる最新家電の拡大に本腰を入れる。スマートフォンアプリで家電を一括管理できるサービスを5月にスタート。今秋以降、クラウドサーバーを含むシステムのプラットフォームを外部に開放する。自社製品だけでなく、ライバルメーカー製品との接続も可能にし、さまざまな異業種からの情報を家電にリンクさせるという。シャープが目指す家電はどんな姿なのか。

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プラットフォームの開放

 新サービスの名称は「COCORO HOME(ココロホーム)」。家電や住宅設備のIoT(モノのインターネット)技術を利用し、人々に快適な暮らしを提供する「スマートホーム事業」の一環だ。

 人工知能(AI)が顧客の生活パターンや家電の利用状況を学習し、便利な使い方を提案する。

 例えば、外出の際に必ずテレビとエアコンの電源を切る習慣がある住人は、スマホの画面上で「一括操作」ボタンを押すだけで、両方の電源を同時にオフにすることができるようになる。

 5月に米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載したスマホ向けのアプリの提供を開始。夏ごろには米アップルの「iOS」なども対象となる予定だ。

 シャープの新サービスは他社にもプラットフォームを開放する点に特徴がある。他社の家電なども自社製品と同様にアプリで管理できるほか、互いに連携した情報提供が可能になる。

 シャープの担当者は「顧客の大半は他社製の家電も使っている。他社を巻き込む形にしないと、IoT家電の市場拡大は期待できない」と話す。

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