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» 2019年07月04日 05時59分 公開

中小企業にもサイバー攻撃の魔の手……大阪商工会議所が「お助け隊」 (1/2)

企業に対するサイバー攻撃のリスクが高まる中で、大阪商工会議所が中小企業30社に調査した結果、そのすべてがサイバー攻撃を受けていたことが判明した。大商は「中小企業のサイバーセキュリティー強化は急務」として3日、東京海上日動火災保険、NECなどと共同で「サイバーセキュリティお助け隊」の実証実験に取り組むと発表した。来年以降の本格展開を目指す。

[産経新聞]
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 企業に対するサイバー攻撃のリスクが高まる中で、大阪商工会議所が中小企業30社に調査した結果、そのすべてがサイバー攻撃を受けていたことが判明した。大商は「中小企業のサイバーセキュリティー強化は急務」として3日、東京海上日動火災保険、NECなどと共同で「サイバーセキュリティお助け隊」の実証実験に取り組むと発表した。来年以降の本格展開を目指す。(安田奈緒美)

photo 大阪商工会議所は中小企業をサイバー攻撃からまもる実証実験「サイバーセキュリティお助け隊」を始める

遠隔操作の可能性も…

 大商は神戸大学などとともに平成30年9月から31年1月にかけてサイバー攻撃の実態を調査。中小企業30社の通信データを分析したところ、すべての企業で何らかの不正な通信が判明。ウイルスなどをまく悪意あるサーバーとの通信があったほか、遠隔操作された可能性も浮かび上がった。

 調査にあたった神戸大の森井昌克教授は「大企業へのサイバー攻撃が注目されがちだが、中小企業も常に攻撃にさらされている。防御できるケースも多いので、セキュリティー対策が重要」と指摘する。

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