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» 2019年07月04日 06時14分 公開

Huawei禁輸緩和「低機能の半導体」に限定 米補佐官

ナバロ米大統領補佐官は2日、中国の通信機器大手、Huaweiへの禁輸措置の緩和について、「安全保障問題を生じない低技術の半導体」が対象になると述べた。華為が引き続き米禁輸リストに据え置かれると明言し、汎用品の半導体を中心とした限定的な取引が容認されるとの見通しを示した。

[産経新聞]
産経新聞

 【ワシントン=塩原永久】ナバロ米大統領補佐官は2日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への禁輸措置の緩和について、「安全保障問題を生じない低技術の半導体」が対象になると述べた。華為が引き続き米禁輸リストに据え置かれると明言し、汎用品の半導体を中心とした限定的な取引が容認されるとの見通しを示した。

 先月29日に中国の習近平国家主席と会談したトランプ米大統領は、同日、米企業に華為との一部取引を認める意向を表明した。

 会談に同席したナバロ氏は米CNBCテレビで「習氏が禁輸緩和を要望した」と明かした。一方、「米政府の政策に変わりはない」とも強調し、第5世代(5G)移動通信システムから華為製を排除する方針を維持することを確認した。

 ナバロ氏は、取引が容認されるのは「少量」だと言及した。5G向けの高機能な半導体などが禁輸措置の対象品になるとみられる。

 米中首脳会談では貿易協議の再開で合意した。双方が新たな関税発動を凍結する一方、すでに発動した追加関税はともに維持することになった。

 ナバロ氏は「(発動済みの)関税は協議を軌道に乗せておくための保険だ」と指摘。米中両政府が以前まとめた約150ページの合意文書案が「(協議を)前進させる上で役立つ」と話し、物別れに終わった5月上旬の閣僚級協議前の討議を出発点として、米中が再び話し合いを進めるべきだとの認識を示した。

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