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» 2019年07月25日 07時08分 公開

京アニ放火 特定難航、遺族に配慮 発生1週間も身元公表至らず (1/2)

「京都アニメーション」の放火事件は25日で発生から1週間となるが、犠牲者らの身元の公表には至っていない。火災によって損傷の激しい遺体も多く、身元の特定に時間を要した上、被害者家族らの心情に配慮し、京都府警が公表の時期や方法の検討を重ねているためだ。府警幹部は「被害者に寄り添いたい」と強調。死亡した34人全員のDNA型鑑定を実施し、慎重に身元特定を進め、被害者家族や京都アニメーションと公表方法についても協議している。

[産経新聞]
産経新聞

 「京都アニメーション」の放火事件は25日で発生から1週間となるが、犠牲者らの身元の公表には至っていない。火災によって損傷の激しい遺体も多く、身元の特定に時間を要した上、被害者家族らの心情に配慮し、京都府警が公表の時期や方法の検討を重ねているためだ。府警幹部は「被害者に寄り添いたい」と強調。死亡した34人全員のDNA型鑑定を実施し、慎重に身元特定を進め、被害者家族や京都アニメーションと公表方法についても協議している。

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 事件では、鉄筋コンクリート3階建て延べ約690平方メートルが全焼し、34人が死亡。司法解剖の結果、犠牲者の大半は焼死だった。

 一般的に、警察が遺体の身元を調べる方法には、顔や手術痕などの身体的特徴の確認▽指紋の照合▽歯の特徴と治療記録との照合▽DNA型鑑定−などがある。ただ、今回の事件では遺体の損傷が激しく、関係者が対面しても分からない場合も多いという。

 また、1カ所で多くの人が犠牲となった上、年齢層が20〜30代に集中。府警幹部は「間違いがあればとんでもないこと」と、親族からDNA試料の提供を受けるなどして、慎重な確認作業を続けている。

 損傷が激しい遺体が多い事件では、現場の遺留品やDNA型鑑定など、複数の情報を総合して身元の特定作業が進められるため時間を要したケースはあった。

 平成29年10月に神奈川県座間市のアパートで男女9人の切断遺体が見つかった事件では、遺体の腐敗が進んでおり、身元の確認が難航。警視庁は室内から押収した所持品に加え、アパート付近で途絶えた携帯電話の位置情報を手がかりに、被害者の身元情報を割り出した。

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