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» 2019年07月31日 06時45分 公開

京アニ放火 サーバーの原画データ、欠損なく回収

京アニ放火殺人事件で、スタジオ内のサーバーに残されていたデータが欠損なく回収されていたことが30日分かった。今回、回収できたデータは制作関係の資料とみられるが、詳細は不明。京アニの代理人は「献身的なご尽力をいただいた専門家の方々に対し、心より御礼申し上げる」としている。

[産経新聞]
産経新聞

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)の第1スタジオで起きた放火殺人事件で、スタジオ内のサーバーに残されていたデータが欠損なく回収されていたことが30日分かった。今回、回収できたデータは制作関係の資料とみられるが、詳細は不明。京アニの代理人は「献身的なご尽力をいただいた専門家の方々に対し、心より御礼申し上げる」としている。

 京アニ代理人の桶田大介弁護士によると、第1スタジオに残されていた原画などの紙資料は過去の作品だけでなく、新作の原画も含まれていたとみられるが、ほとんどが焼失。また、建物内の机上のパソコンは、原形をとどめていない状態になるほど甚大な被害を受けているという。

 一方で、デジタルデータを保管するサーバールームは全焼した3階建てスタジオの1階にあった。四方がコンクリートで覆われ、消火活動による水をかぶったような様子はなかったことから、無事データが回収された。桶田弁護士も「(資料は)亡くなった方や傷ついた方の成果そのもの。回収回復に努めたい」としていた。

 火災は18日午前10時半ごろ発生。京都府警が殺人などの容疑で逮捕状を取った青葉真司容疑者(41)が侵入してガソリンをまいた後に爆発が起こり、鉄筋コンクリート3階建てが全焼し、35人が死亡、33人が負傷。青葉容疑者は全身やけどの治療中で事情が聴けていない。

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