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» 2019年08月09日 07時30分 公開

魚の眠りにヒトとの共通点 日米仏チームが発見 (1/2)

魚が眠っている際の神経細胞の活動に、ヒトなどの哺乳類や鳥類、爬虫(はちゅう)類と共通する特徴があることを、日米仏の研究チームが発見した。

[産経新聞]
産経新聞

 魚が眠っている際の神経細胞の活動に、ヒトなどの哺乳類や鳥類、爬虫(はちゅう)類と共通する特徴があることを、日米仏の研究チームが発見した。脊椎動物の進化の過程で、魚類との共通祖先と分岐した約4億5千万年前までには、眠りの原型ができていた可能性を示す成果だ。英科学誌ネイチャーに発表した。

photo ゼブラフィッシュ(国立遺伝学研究所・川上浩一教授提供)

 米スタンフォード大と国立遺伝学研究所などのチームは、小型熱帯魚のゼブラフィッシュを研究に使用。脳が透明な生後1〜2週齢の幼魚で、神経細胞が活動すると緑色に光るよう遺伝子改変した個体を用い、睡眠時の脳の発光の領域などを観察した。

 また、薬物を投与して眠らせ、脳波や心拍数、筋肉の活動度、眼球運動などの推移を詳しく記録した。

 ヒトの睡眠は、眼球が急速に動くレム睡眠と、眼球が動かないノンレム睡眠を繰り返すことが知られている。実験の結果、ゼブラフィッシュには、レム睡眠と、ノンレム睡眠のうち深い眠りにあたる「徐波睡眠」にそれぞれ似た特徴が見つかった。睡眠を制御している脳の領域にも、哺乳類との類似性が見られた。

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