ITmedia NEWS > 社会とIT >
ニュース
» 2019年08月26日 07時31分 公開

相次ぐ無線音声のネット公開 電波法への意識低く (1/2)

警視庁の警察無線とみられる音声が動画公開サイト「ユーチューブ」に投稿された問題では、現職警察官だった男性によって録音された音源が複数の転売を経て公開された構図が明らかになった。電波法は無線通信の内容漏洩を禁じているが、インターネット上には無線とみられる音声の公開事例が目立ち、一部の無線愛好家のモラルを懸念する声も上がっている。

[産経新聞]
産経新聞

 警視庁の警察無線とみられる音声が動画公開サイト「ユーチューブ」に投稿された問題では、現職警察官だった男性によって録音された音源が複数の転売を経て公開された構図が明らかになった。電波法は無線通信の内容漏洩を禁じているが、インターネット上には無線とみられる音声の公開事例が目立ち、一部の無線愛好家のモラルを懸念する声も上がっている。

photo 警察無線の音声は4人の手に渡りネット上に流出した

 今回の事件では、山梨県警に勤務していた50代の元男性警部補が職場の無線受令機を持ち出して無線を傍受していたことが判明。元警部補は録音した音源を知人男性に販売し、その後、ネット上で公開された。

 暗号化された通信の内容を漏らす行為は電波法違反に問われるが、元警部補と知人は公訴時効(3年)が成立しており、警視庁保安課は立件を見送った。一方、同課は23日、同法違反容疑で、流出音源を入手したパート従業員の男性(41)=浜松市=と、転売された音源を公開したアルバイトの男性(49)=岩手県花巻市=を書類送検した。2人は容疑を認めている。

       1|2 次のページへ

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.