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» 2019年09月06日 07時02分 公開

日本初「レベル4」の大型バス自動運転公道実験へ 東京五輪直前に

内閣府は5日、限定区域内での完全自動運転にあたる「レベル4」相当の大型バスの自動運転の実証実験を、東京五輪・パラリンピック直前の来年7月に、一般客も乗せて公道で行うと発表した。信号機など道路側のデータを活用して制御する「インフラ協調型」の実証が主眼。レベル4の公道実験を大型バスで行うのは日本初だという。

[産経新聞]
産経新聞

 内閣府は5日、限定区域内での完全自動運転にあたる「レベル4」相当の大型バスの自動運転の実証実験を、東京五輪・パラリンピック直前の来年7月に、一般客も乗せて公道で行うと発表した。信号機など道路側のデータを活用して制御する「インフラ協調型」の実証が主眼。レベル4の公道実験を大型バスで行うのは日本初だという。

 日本自動車工業会(自工会)と共同で実施する。平成26年度から国が進める「戦略的イノベーション創造プログラム」の一環で、ルートは羽田空港国際線ターミナルと京浜急行・東京モノレールの天空橋駅を循環する全長約4キロ。専用レーンを設けるが、交差点などでは一般車両と合流する。実験期間中に約7千人の利用を見込む。

 大型バスは自工会加盟企業などが準備し、国側は信号が変わるタイミングなどインフラ側データを発信する仕組みや受信機を整備する。道路上に付けた磁気マーカーでの誘導や道路状況に応じた信号制御など複合的な安全運転技術を活用。車いすでも楽に乗降できるよう、バス停停車時に歩道との隙間をなくす自動制御技術も試す。データの受発信は都内の別地点でも実験する計画だ。

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