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» 2019年09月30日 06時58分 公開

「3Dフィギュア」身近に 社員をフィギュア化して飾るIT企業も 「『意味が分からない』という社員もいるが……」 (1/3)

立体でしか表せない全身から漂う個性……。人やペットを全方向から撮影して制作する「3Dフィギュア」が身近になってきた。従来は時間がかかっていた3Dスキャンが技術革新で一瞬で済むようになり、じっとしていられない動物の立体撮影も可能になっている。3Dプリンターによる毛並みや体つきはどこから見ても“ウチの子”。シニアペットの遺影としても注目される一方、社員のフィギュアを飾っている“変な会社”も見つかった。

[産経新聞]
産経新聞

 立体でしか表せない全身から漂う個性…。人やペットを全方向から撮影して制作する「3Dフィギュア」が身近になってきた。従来は時間がかかっていた3Dスキャンが技術革新で一瞬で済むようになり、じっとしていられない動物の立体撮影も可能になっている。3Dプリンターによる毛並みや体つきはどこから見ても“ウチの子”。シニアペットの遺影としても注目される一方、社員のフィギュアを飾っている“変な会社”も見つかった。(重松明子)

photo シニア犬イベント会場にさまざまな犬種のフィギュアが並び、飼い主の関心を集めていた(重松明子撮影)=横浜市
photo おもちゃで犬の気を引いている間に全身スキャン(重松明子撮影)=横浜市
photo 松浦庸子さんが手にするフィギュア。S(右)とL(左)。中間のMもある=横浜市

 9月16日の敬老の日、横浜市内で開かれたシニア犬の表彰イベント。70頭以上が長寿を祝福されるなか、注目を集めていたのが銀色のパネルに覆われたスタジオだ。

 のぞき込むと、64台のカメラの真ん中に小型犬がちょこんとお座り。スタッフと飼い主がおもちゃで気を引いて正面を向かせている。

 「ルマちゃん、いい子。じっとして」「はい、OKです」「もう撮れたんですか!?」。360度の撮影時間は200分の1秒という。

 オスのシーズー系雑種を抱いて出てきた東京都立川市の主婦(55)は、「元保護犬で14歳くらいの高齢、ぜひ作りたい。実は先月、もう1頭を亡くして、もっと早くに知っていれば…。写真はたくさんあっても、形ある姿を残しておきたかった」

 会場に展示されているフィギュアを手に取ると、トイプードルの毛のカールがモコモコ、尻尾の巻いたシバイヌはお尻の穴まで再現されている。

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