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» 2019年10月01日 06時34分 公開

消費税10%の熱々か、8%の持ち帰りか 宇都宮名物のギョーザどう食べる?

1日の消費税率10%への引き上げと同時に、飲食料品などの税率を8%に据え置く「軽減税率制度」が初めて導入される。食品の税率は、同じ商品でも店で食べれば10%、持ち帰りは8%。宇都宮市の人気グルメ、ギョーザを提供する各店は対応に追われたほか、消費者の間にもさまざまな意見が飛び交う。10%を支払いできたて熱々を店で食べるのか、8%で持ち帰るか。軽減税率が与える影響は不透明だ。

[産経新聞]
産経新聞

 1日の消費税率10%への引き上げと同時に、飲食料品などの税率を8%に据え置く「軽減税率制度」が初めて導入される。食品の税率は、同じ商品でも店で食べれば10%、持ち帰りは8%。宇都宮市の人気グルメ、ギョーザを提供する各店は対応に追われたほか、消費者の間にもさまざまな意見が飛び交う。10%を支払いできたて熱々を店で食べるのか、8%で持ち帰るか。軽減税率が与える影響は不透明だ。

photo 人気ギョーザ店が並ぶ「餃子通り」=30日、宇都宮市宮島町

 同市宮島町の「餃子通り」には、多くのギョーザ専門店が並び、各店のファンが列を作る。本店を構える人気店「宇都宮みんみん」は、1日から県内全店で「店内飲食10%、持ち帰り8%」と価格を変更し、レジやシステムの改修を行った。以前から税抜きの価格表示のため、店内飲食の場合は値上げに。担当者は「国で決まったことなので増税は仕方ない。売れ行きに影響することもそれほどないのでは」と話す。

 一方、対応が追いついていない店もある。同じく餃子通りに本店を構える「正嗣(まさし)」は、現状では軽減税率への対応が未定。担当者は「少ない人数で店を回しているため、なかなか対応する時間が取れない面もある」と話し、税込みで表示しているギョーザの値段は、しばらくの間は据え置かれる見込みという。

 消費者の意見もさまざまだ。宇都宮市の会社員、谷渕修平さん(41)は「2%で変わるのは数円だし、気にしない。焼きたてが食べたいときは店に行く」という。

 一方、山梨県富士吉田市から観光で訪れた契約職員、渡辺幸彦さん(60)は「これからは店が混雑する昼間に無理に食べず、夕方に夕食として持ち帰り用を買うのもありかもしれない」と話す。今後、消費者が2%の違いをどう捉えるかで、「宇都宮餃子」の楽しみ方に変化が出てくるかもしれない。(根本和哉)

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