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» 2019年10月09日 07時30分 公開

誰もが楽しめる音楽届け 東京芸大とヤマハ開発「だれでもピアノ」 (1/2)

手足などが不自由な人でもピアノ演奏を楽しめるよう東京芸術大学と楽器メーカーのヤマハが、ピアノ演奏を補完する仕組みの研究開発に取り組んでいる。その名も「だれでもピアノ」だ。

[産経新聞]
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横浜音祭りで体験も

 手足などが不自由な人でもピアノ演奏を楽しめるよう東京芸術大学と楽器メーカーのヤマハが、ピアノ演奏を補完する仕組みの研究開発に取り組んでいる。その名も「だれでもピアノ」で、横浜市で開催中のイベント「横浜音祭り2019」でも体験することができる。(石井健)

photo 横浜音祭りでだれでもピアノを体験する女児。伴奏部分は自動で鍵盤が押下されている=6日、横浜市(石井健撮影)

 だれでもピアノは、東京芸大の新井鴎子(おーこ)特任教授(56)が平成27年にヤマハと共同開発した。右手の人さし指1本でショパンの「ノクターン」を弾く支援学校の生徒と出会い、「技術の力で、この子の演奏を補完できないか」と考えたのがきっかけだった。

 新井特任教授らは、ヤマハが製造販売する自動演奏ピアノ「ディスクラビア」の伴奏機能に着目。伴奏用のデータに、次の鍵盤が押下されるまで伴奏の進行を待たせるデジタル制御を加えた。

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