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» 2019年10月23日 07時15分 公開

「箱根や甲子園のような大会に」 eスポーツの大学リーグ創設へ、関西の大学生ら奮闘 (1/2)

関西の大学生が中心となりコンピューターゲームの腕前で勝敗を競う「eスポーツ」の学生リーグをつくる動きが出ている。

[産経新聞]
産経新聞

 関西の大学生が中心となりコンピューターゲームの腕前で勝敗を競う「eスポーツ」の学生リーグをつくる動きが出ている。26日には、大学日本一を決める大会を開催。eスポーツを通じた人材育成や統一ルールの設計などにも取り組む予定で、大会を主催する「学生e−sports連盟」の副理事長で、立命館大理工学部4年の小澤行央さん(21)は「将来的には箱根駅伝や高校野球の甲子園のように、学生たちの憧れとなるような大会を作っていきたい」と意欲を見せている。(宇山友明)

大学連携強固に

 近年、競技人口や市場規模が急速に広がりを見せているeスポーツだが、日本の大学では、公認の部活動として行われているところはほとんどなく、愛好者らが集まったサークルでの活動が大半。このため、経済的に不安定で、人材育成や競技普及も遅れているとされる。公開競技として採用された2018年のジャカルタ・アジア大会で近畿大の学生が優勝するなど、個人レベルでの活躍はあるが、大学間の横のつながりも希薄なのが現状だ。

photo KCAAのセミナーでプレゼンテーションする学生e−sports連盟の小澤行央さん=立命大大阪いばらきキャンパス(北川信行撮影)

 こうした状況を踏まえ、同連盟は今年7月、これまで企画されることが少なかった大学間の大会を定期的に開催し、将来的にはリーグを創設していくことを目的に結成された。立命館大と同志社大、京都大の3校のeスポーツチームの学生ら16人で構成。立ち上げメンバーの一人でもある小澤さんは「毎年、定期的に開催できるような大規模な大会を主催し、学生らのモチベーションを維持する必要がある」と強調する。

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