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» 2019年10月25日 07時15分 公開

VRでフェンシングも 世界最大級観光イベント開幕

世界最大級の観光総合イベントとされる「ツーリズムEXPOジャパン2019大阪・関西」が、大阪市住之江区の「インテックス大阪」で開幕した。

[産経新聞]
産経新聞

 日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は24日、世界最大級の観光総合イベントとされる「ツーリズムEXPOジャパン2019大阪・関西」を大阪市住之江区の「インテックス大阪」で開幕した。平成26年から毎年東京で開かれ、6回目となる今年は初の地方開催となる。26、27日は有料(当日券は大人1000円)で一般公開される。会期中、全国47都道府県、世界100カ国・地域、1475の企業・団体が出展し、旅や観光商品・サービスをPRする。

photo 街並みを色とりどりの傘で飾るポルトガル・アゲダのイベントを表現したブース装飾=24日、大阪市住之江区(田村慶子撮影)

 会場では、関西エリアの出展数が前年の4.3倍に拡大。お笑いや粉もんにとどまらない大阪の魅力を発信。伝統芸能の文楽や河内音頭、人形浄瑠璃の舞台が催される。関西の私鉄7社による共同ブースでは、各社の制服を展示し、一般公開日には子供用制服も用意して記念撮影ができるようにするという。また、人気漫画「僕のヒーローアカデミア」とコラボレーションしたスタンプラリーも行い、関西エリアの周遊性を高める。

 海外からは、ポルトガル政府観光局がホテルや旅行会社12社を集めてリスボンなど3地方を紹介。同国の中部地方のアゲダで観光客に人気の芸術祭「アンブレラ・スカイ・プロジェクト」を模し、色とりどりの傘を飾ったブース装飾が注目を集めた。また、ハワイでは現地の観光を映像で疑似体験できる乗り物型アトラクションや、中国やタイでは少林寺や舞踊のショーも実施された。

 このほか、来年開催の東京五輪・パラリンピックをテーマにし、近畿日本ツーリストが仮想現実(VR)ゴーグルを使い、フェンシングを体験できるアトラクションを用意、酒蔵めぐりをテーマにしたエリアでは、京丹後や沖縄のお酒の試飲コーナーが設けられた。

photo 近畿日本ツーリストのブースでは、五輪メダリストとのVRフェンシングができるアトラクションを設けた=24日、大阪市住之江区(田村慶子撮影)

 今回は日本初となる統合型リゾートの展示会「IRゲーミングEXPO2019」も同時開催。米ラスベガス・サンズや、大阪でのIR参入に意欲を示す日本MGMリゾーツなどが出展。ほかにも疑似カジノの体験ブースが用意された。

photo カンボジアの高級ホテル「ラ ヴォーグ ブティックホテル&カジノ」は、カジノの体験コーナーを用意した=24日、大阪市住之江区(田村慶子撮影)

 東京で開かれた昨年の「ツーリズムEXPO」は、過去最高の20万7352人が来場。今年は13万人の来場を目指す。一方、商談会のバイヤーなど登録数は今年、前年より約2割増えており、商談件数は過去最高の規模となる見通し。

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