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» 2019年10月29日 07時15分 公開

事前確定運賃でタクシー業界激変 相乗り普及のきっかけに (1/2)

10月28日から始まったタクシー運賃が乗車前にアプリで把握できる「事前確定運賃」は、タクシー業界の転換点となる制度といえそうだ。

[産経新聞]
産経新聞

 28日から始まったタクシー運賃が乗車前にアプリで把握できる「事前確定運賃」は、タクシー業界の転換点となる制度といえそうだ。訪日客が安心して乗車しやすくなるというメリットに加えて、到着地点が同じ乗客同士が同じタクシーに乗る「相乗り」や、複数の交通手段を一括して利用・決済する「MaaS(マース)」など新サービスを始めやすくなるためだ。国土交通省も地域の交通手段維持に向けマースなどに期待しており、新運賃制度の普及に弾みがつきそうだ。

photo タクシー配車アプリのジャパンタクシーが28日から始めた事前確定運賃。乗車前にアプリに目的地までの料金が表示される

 「出発地から目的地へのルートを事前に提示できる配車アプリだからこそ、導入が可能になった」。ジャパンタクシーの川鍋一朗社長は配車アプリと事前確定運賃制度の意義をこう強調した。タクシー配車アプリでは、28日に開始したジャパンタクシーや「S.RIDE(エスライド)」のほか、「MOV(モブ)」や「DiDI(ディディ)」などが事前確定運賃への対応を予定している。

 事前確定運賃はさまざまなタクシーの新サービスのきっかけにもなりそうだ。

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