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» 2019年10月30日 07時30分 公開

狙うは親子連れ、“テーマパーク化”した東京モーターショー 背景に「危機感」 (3/3)

[SankeiBiz]
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東京モーターショー存続へ危機感

 かつては来場者数200万人超の栄華を極めた東京モーターショーも、近年は回を追うごとに来場者も出展ブランド数も減少しており、一昨年はついに80万人を下回った。

 自工会の豊田章男会長は9月下旬に行われた東京モーターショーの説明会で「もはや新しいクルマを展示して『どうぞ見てください』という時代ではない。自動車だけで未来を表現するには限界がある」と危機感を口にした。そのため今回は業界を越えた連携で「楽しい未来を作る」ことに主眼を置き、「なるべく体験してもらおう。そして未来をテーマにするならば、未来の主役である子供たちに来てもらいたい。子供や家族連れに本当に楽しんでもらえる企画として、キッザニアとのコラボや高校生以下無料の実現に至った」という。

 豊田会長が掲げた来場者数の目標は、無謀とも思える100万人。しかも「自動車の軸では頑張っても70万人が限度」だという。残りの30万人をいかに新しい機軸で持ってくるか−。「そこでのキーワードが『体験』と『子供』だった。箱根駅伝や甲子園、高知のよさこい祭り、徳島の阿波踊り、こうした誰もが知るイベントはいずれも100万人規模。東京モーターショーも家族で見てもらえるテーマパークを目指して100万人とした」。

 目標達成に向けてカギを握る家族連れの来場。開催エリアには他にも子供向けカート体験や未来の日本を体験できる近未来空間など魅力的なイベントが盛りだくさん。キッチンカーでグルメを楽しむといったこともできる。ちなみに香ばしい匂いに誘われて食べた「諭吉のからあげ」はお勧めだ。会期は11月4日(月・祝)まで。

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