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» 2019年10月31日 07時00分 公開

「流産しろ」「放火する」元AKBへのネット中傷はこうして特定された (1/3)

3年前からネット上で「流産しろ」「自宅を放火する」などと中傷を受けるようになったアイドルグループAKB48の元メンバーが10月、プロバイダ責任制限法に基づく「発信者情報開示請求」に踏み切り、投稿者を特定できたと明かした。

[産経新聞]
産経新聞

 3年前からネット上で「流産しろ」「自宅を放火する」などと中傷を受けるようになったアイドルグループAKB48の元メンバーが10月、プロバイダ責任制限法に基づく「発信者情報開示請求」に踏み切り、投稿者を特定できたと明かした。今後、刑事と民事で責任を追及するという。ネットでの心ない誹謗(ひぼう)中傷はもはや有名人だけの問題ではない。どのように特定できるのか、賠償額はどの程度が目安なのか。匿名を隠れ蓑(みの)にした“攻撃”の代償は、想像以上に大きい。

「人としてひどすぎる」

 《今まで誹謗中傷やプライバシー侵害をしてきた人たちの名前と住所が全て開示されました》。10月、AKB48の元メンバーでタレントの川崎希(のぞみ)さん(32)は、ブログでこう報告した。

 川崎さんはAKB48の第1期メンバー。平成21(2009)年に卒業後、実業家などとしても才能を発揮しているが、3年ほど前からネット上の中傷や罵詈(ばり)雑言に悩まされるようになったという。

 ブログによると、ある匿名掲示板では、無銭飲食をしたと記されたり、海外滞在中に「(自宅に)放火するチャンス」などと書き込まれたりした。嫌がらせは多数に上り、《こわい思いもたくさんあった》と振りかえる。

 妊娠公表後には、「流産しろ」とのメッセージが届いたことも。出産を控えナーバスになる時期でもあり、《人としてひどすぎると思った》。

 家族の安全が脅かされる内容もあり、これは「有名税」では済ませられないと判断。所属事務所の弁護士を通じ、発信者情報開示請求に踏み切ったという。

 《(裁判所に請求が認められ)匿名のだれかが匿名じゃなくなった時はすごく安心した》と川崎さん。《モラルのあるネットの使い方が浸透していくようになりますように》とつづった。

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