ITmedia NEWS >
ニュース
» 2019年11月06日 07時00分 公開

Twitterで“闇バイト”に応募する少年が続出 警察「タップ1秒 悔い一生」と注意 (1/2)

 TwitterなどのSNSで高額報酬をうたい、違法行為に加担させる「闇バイト」に応募する少年が増加している。実際に現金やクレジットカードの受け渡しを担当する「受け子」応募した結果、詐欺グループに脅され、やめたくてもやめられないこともある。

[産経新聞]
産経新聞

 会員制交流サイト(SNS)などで高額報酬をうたい、違法行為に加担させる「闇バイト」に応募する少年らが後を絶たない。中でも特殊詐欺で現金を引き出したり、キャッシュカードを受け取ったりする「受け子」に応募する少年が多く、摘発されたり、脅されてやめられなくなったりするケースもある。2019年夏には、闇バイトに応募した少年が不良集団「半グレ」グループに監禁される事件も発生。高額報酬につられ、軽い気持ちでアルバイトに応募した末に待ち受けるのは、人生がめちゃくちゃになるリスクだ。

photo

募集主は半グレ

 大阪府内に住む少年(19)が、SNSで見つけた高額報酬をうたうアルバイトに応募したのは7月。特殊詐欺の受け子など違法な仕事内容だとは予想していたが、それほど危険な行為をすることはないだろうと高をくくっていた。

 ところが、呼び出し先に向かった少年の前に現れたのは半グレグループの男ら。「泥棒せえ」などの指示を拒否した少年は、男らに車で連れ回された後、大阪市内のマンションに監禁。ドライバーのようなもので左足を突き刺され、全治約10日間のけがをした上、自身の軽乗用車も奪われた。

 少年はいったん解放された隙に大阪府警に相談。府警は10月、監禁致傷や強盗容疑で男らを逮捕した。

高額報酬に潜む危険

 この少年のように、楽に小遣い稼ぎをしようと考え、SNSで応募し、違法行為に手を染めて逮捕されるといったケースが相次いでいる。

 特に目立つのは特殊詐欺の受け子だ。実際に現金を受け取るなどするため、防犯カメラに写ったり、警戒中の警察官に見つかったりするケースが多い。

 府警によると、19年に入り、府内で窃盗や詐欺容疑などで逮捕された受け子は9月末までに135人、18年同期比で82人増えた。うち20歳未満は56人で、同32人増となっている。

 府警によると、摘発した少年らの大半がTwitterを使用。検索したい言葉の先頭に「#」を付けるハッシュタグ機能で「#裏バイト」「#受け出し」「#高収入」などと検索し、バイト募集を見つけるケースが多いという。

       1|2 次のページへ

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.