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» 2019年12月04日 07時00分 公開

はやぶさ2、地球帰還へ イオンエンジン連続運転開始

探査機「はやぶさ2」は、イオンエンジンの連続運転を始め、2020年末の地球帰還に向けて本格飛行に入った。

[産経新聞]
産経新聞

 地球帰還に向け小惑星「リュウグウ」を出発した探査機「はやぶさ2」は3日、機体を加速するためのイオンエンジンの連続運転を開始した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が明らかにした。2020年末の帰還に向け本格飛行に入った。

 11月13日にリュウグウを出発後、月末までの試運転でエンジンが正常に機能することを確認していた。約8億キロに及ぶ帰路で計2回の連続運転を計画し、今回は20年1月ごろまでを予定している。

 12月3日は5年前に地球を出発した記念日。エンジンの担当者は2日の公式サイトに「万全に試運転を完了しても、宇宙は何があるか分からないのでいつも気を抜けません。プレッシャーはかかりますが、これがロケットやエンジンを扱う輸送屋さんの負うべき責務であり、やりがいなのでしょう」と思いをつづった。

 イオンエンジンは、イオン化した状態のキセノンを噴射して推進力を得る。パワーは小さいが燃費に優れ、長距離の飛行に適しており、初代はやぶさでも使われた。

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