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» 2019年12月23日 07時00分 公開

はやぶさ2「初代と比べようもないほど元気」 帰還へ飛行順調

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、探査機「はやぶさ2」について地球帰還に向けた計画を発表し、「初代とは比べようもないほど元気」と飛行が順調であることを明らかにした。

[産経新聞]
産経新聞

 小惑星「リュウグウ」から地球に向かって飛行中の探査機「はやぶさ2」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日、機体を加速するイオンエンジンを計約2500時間運転する計画を明らかにした。2020年末の地球帰還に向け順調に飛行しているという。

photo 小惑星探査機「はやぶさ2」について会見するJAXAの津田雄一プロジェクトマネージャ(左)=19日、東京都千代田区(草下健夫撮影)

 はやぶさ2は11月中旬にリュウグウを離れ、12月3日にイオンエンジンの連続運転を開始して加速。既に約250時間運転した。計画では20年2月上旬までに約600時間、さらに5〜9月に約1900時間運転する。

 その後は姿勢制御用エンジンで軌道を微調整しながら飛行。地球の上空に来たら、リュウグウの砂を納めたカプセルをオーストラリアの砂漠に向けて切り離す。

 津田雄一プロジェクトマネジャーは会見で「機体を決められた場所へ誘導しなければならない。エンジンを正しいタイミング、方向、強さで噴かないと行き先がずれてしまう。神経を使う」と気を引き締めた。

 機体を設計・製造し、管制を支援するNECの大島武プロジェクトマネジャーは「初代とは比べようもないほど元気なはやぶさ2をまぶしく感じる。技術者を信じ、必ず地球に帰還させるとの思いでいっぱいだ」と語った。

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