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» 2020年01月23日 07時00分 公開

トヨタ、北米・中南米で342万台リコール エアバッグ開かない恐れ

トヨタ自動車は、北米と中南米で計約340万台のリコールを実施すると発表した。米部品メーカー製のエアバッグが作動しない恐れがあるためで、日本での販売車両は対象外としている。

[産経新聞]
産経新聞

 【ワシントン=塩原永久】トヨタ自動車は21日、北米と中南米で計約340万台のリコール(無料の回収・修理)を実施すると発表した。米部品メーカー製のエアバッグが衝突時に作動しない恐れがある。2011〜19年型の「カローラ」など4車種が対象で、日本での販売車両は対象外としている。

photo トヨタはリコールを発表した

 トヨタによると、米国でのリコール対象が約290万台と大部分を占める。3月中旬までに所有者に通知するという。

 米道路交通安全局(NHTSA)が19年4月、エアバッグの不具合にからみ、トヨタやホンダ、三菱自動車の日系メーカーを含む6社の計1230万台を対象に調査を開始したと発表していた。

 NHTSAの19年4月段階の発表によると、エアバッグは米部品メーカー「ZF−TRW」が製造した。衝突時に誤った電気信号が発生し、エアバックを開く装置が作動しなくなる恐れがあるという。

 NHTSAは調査開始段階で、カローラが絡む2件の事故でエアバッグが開かず、うち1件で死者が出たと明らかにしていた。ロイター通信によると、同じエアバックの搭載車両を販売した韓国の起亜自動車と現代自動車もリコールに踏み切っている。

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