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» 2020年02月21日 07時00分 公開

法務省、民事訴訟で翻訳AI活用を検討 国際化による多言語化に対応

法務省は、民事訴訟で翻訳AIの活用を検討している。国際化に対応し、訴訟資料の多言語化などでAI活用を目指す。

[産経新聞]
産経新聞

 民事裁判の訴状や準備書面をインターネット上で提出できるようにする民事訴訟IT化の一環として、法務省が人工知能(AI)を活用した裁判の可能性について法制審議会(法相の諮問機関)に諮問することが19日、関係者への取材で分かった。訴訟の国際化に対応するためAIによる翻訳などを議論する見通し。

photo 法務省は民事訴訟にAI活用の道を法制審に諮問する

 民事訴訟のIT化は、訴状の提出や争点整理、裁判記録のペーパーレス化など、裁判手続きを効率化するための制度改革。IT化が実現すると、書面を24時間いつでもオンラインで提出することが可能となる。将来的には「完全ペーパーレス化」を目指す。

 訴訟資料が電子文書として保存できれば、AIで文字情報を解析することが可能になり、多言語に翻訳することもできる。書類の電子化には民事訴訟法の改正が必要となるため、法制審では、法改正に向けた具体的な検討のほか、AIの活用の在り方などが議題になるとみられる。

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