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» 2020年02月21日 07時00分 公開

NHKのネット同時配信、申し込み3月1日から アプリには「見逃し配信」「追いかけ再生」機能

NHKはネット同時配信サービス「NHKプラス」の利用申し込みを3月1日に始める。20日の関係者向け体験会では専用アプリの「見逃し配信」「追いかけ再生」機能などを紹介した。

[産経新聞]
産経新聞

 NHKは20日、テレビ番組を放送と同時にインターネットでも流す同時常時配信の新サービス「NHKプラス」で、3月1日から利用申し込みを受け付けると発表した。20日は、報道関係者向けの体験会を東京・渋谷の放送センターで開き、スマートフォンなどを実際に操作した。NHKは3月1日開始の試験を踏まえて、4月1日のサービス開始を予定している。

photo NHK放送センター

 体験会では、同局の塚原愛アナウンサーが「NHKプラス」のアプリがダウンロードしたスマホを実際に操作。放送中の番組が30〜40秒遅れて配信されることや、放送の途中でも番組の冒頭から視聴する「追いかけ再生」、放送終了から1週間番組を見返せる「見逃し配信」などの機能を説明した。

photo 新サービス「NHKプラス」を発表するNHKの塚原愛アナウンサー=20日、東京・渋谷のNHK放送センター(萩原悠久人撮影)

 見たい番組を選ぶ場合には、キーワード検索機能の他に、「料理」「親子で楽しむ」などに分かれた「プレイリスト」から選択することができる。字幕の有無なども選べるため、塚原アナは、「仕事と子育てをしていると自分のペースでテレビを見られないことも多い。『NHKプラス』は、自分の環境に合わせて視聴できるので便利。NHKの新しいコンテンツを発見してもらう機会にもつながると思う」とアピールした。

 記者も実際に操作してみた。ニュース番組の「見逃し配信」は、項目ごとに再生することができるため、知りたい情報にアクセスしやすく、他の時間帯のニュースと比較することで事件・事故などの状況が変化していく様子も把握しやすいと感じた。

 「NHKプラス」を利用するには、インターネットやアプリから申し込み画面にアクセスし、メールアドレスや受信契約情報、氏名、住所などの入力が必要だ。申し込み直後から視聴はできるが、画面には受信契約の確認を求めるメッセージが表示されたままになる(災害時には外れる)。

 受信契約の確認が取れたのち、申し込みから2週間程度で契約住所に確認コードが記されたはがきが届く。この確認コードを入力すれば、メッセージが外れる。

 NHKプラスの利用で追加の受信料を求められることはないが、データ通信料が発生する。NHKによると、1時間あたり0.4〜0.7GBの番組が多いという。サービスの提供は試験期間中は毎日午前7時〜翌日午前0時、4月からは午前6時〜翌日午前0時。「見逃し番組配信」は原則、放送後7日間いつでも利用できるようになる予定だ。(石井那納子)

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