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» 2020年03月06日 07時00分 公開

自習室や図書館もバーチャル化 教材会社がネットで休校時の学習サポート (1/2)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校措置を受け、教材会社などが家庭での学習をサポートするサービスを始めている。ネット上で自習や資料の閲覧ができるなど、学校に行かなくても勉強できる環境が整いつつある。

[産経新聞]
産経新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大で学校が臨時休校になったことを受け、学習教材の出版社やシステム会社が相次いで家庭での学習をサポートする無料サービスを始めた。インターネットを介して講師の指導を受けたり、勉強の進み具合に応じて自習したりできる。いずれも春までとしているが「状況次第で延長も考える」という。

photo インターネット上の「自習室」で講師のアドバイスを受けながら勉強する小中学生(増進堂・受験研究社提供)

 学習図書老舗の増進堂・受験研究社(大阪市)は、オンライン学習を展開する3社と連携してプロジェクトを展開している(https://at-home.zoshindo.co.jp)。オンライン会議システムを使った小中学生向けの「教室」では100人まで参加可能で、大学生のボランティア講師が授業をする。また「自習室」では講師が随時アドバイスする。それぞれの顔が画面に映り、保護者は出勤先からでもPCなどを通じて勉強の様子を見ることができる。

photo インターネットを通じて小中学生に勉強のアドバイスをする大学生ボランティア=大阪市(増進堂・受験研究社提供)

 この他、同社の参考書などを無料公開する「バーチャルライブラリー」開設も予定。VR(仮想現実)技術を使った体験型授業や、在日外国人の子どもたちを対象にした「やさしい日本語」の授業も展開する。

 同社の岡本泰治専務は「何かできることはないかと考えて、プロジェクトを始めた。反応をみながらサービス内容を見直していきたい」と話している。無償期間は31日まで。

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