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» 2020年03月13日 07時00分 公開

テレワークでカフェの“クラスター感染リスク”増大 作業場にはいいが密集度高く (1/2)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テレワークの普及が進んでいる。自宅での作業が難しくカフェで作業する人もいるが、隣の席が近いことや、机やメニューが十分に消毒されているか分からないことから、クラスター感染のリスクが高いとする専門家もいる。

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 新型コロナウイルス感染症の余波の一つは、テレワーク(在宅勤務)だ。しかし、自宅のリビングには臨時休校になった子どもがいて、ソファには妻が座っている。平日の自宅に自分の居場所を持てず困窮しているビジネスマンは急増している。

photo カフェ店内が密集なら、時々外に出て自ら換気する手も(一部画像を処理しています)

 平時の息抜きなら、パチンコ店やサウナが浮かぶが、いまは濃厚接触のリスクがある。健全に行くなら、近所の図書館があるが、そこは定年後のシニアたちが新聞や雑誌を読むために朝早くから陣取っている上、自治体によっては閉鎖中。残された少ない選択肢に地元のカフェがあるが……。

 「この時期、カフェも要注意です。例えば、横に細長いテーブルでは隣の人と20〜30センチの間隔で、座る場合があります。この密集度は飛沫感染を予防する距離をオーバーしています」

 新型コロナウイルス感染症にも関連が深い呼吸器の専門家として知られる、池袋大谷クリニック(東京都)の大谷義夫院長はこのように警鐘を鳴らす。

photo 池袋大谷クリニック・大谷義夫院長

 新型コロナウイルスのサイズは100〜200ナノメートル(1ナノは1メートルの10億分の1)と超極小。通常の光学顕微鏡では見えず、電子顕微鏡が必要となる。このサイズだと、一般のマスクのフィルターを通過してしまう。ただ、くしゃみなど水分を伴ってウイルスが飛ばされると、粒子が大きくなり、マスクの内側にとどまる可能性もあり、せきをするなら、マスク着用がエチケットになる。

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