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» 2020年03月19日 07時00分 公開

教材会社とIT企業がデジタル教材続々リリース 自分のペースで学べる利点も (1/2)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一斉休校により、休み中の子どもの家庭学習に悩む保護者もいる。教材会社やIT企業は、ネット上で教材が閲覧できるサービスを無償提供し始めた。

[産経新聞]
産経新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込めようと政府が要請した全国の小中高校などの一斉休校。一部は再開したものの、休校中の子どもを持つ親からは「渡されたプリントが少なく、すぐ終わってしまった」「子どもだけで進められない」などと、家庭学習についての悩みが聞こえてくる。そんな家庭学習の困りごとの解消に役立ちそうなのが、教育事業各社が無料で公開しているデジタル教材の数々だ。(津川綾子)

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 休校措置を取った小中学校の約7割は、期間が3〜4週間程度に及ぶ。小5の長女を持つ東京都武蔵野市の女性(42)は「学校から渡された家庭学習プリントはすぐ終わってしまった」と嘆く。一方で、調布市の小学1年の長男(7)の母親(43)も、「子どもに教えるのが面倒で」と困っている。

 「教科書を見て家庭学習をといわれても、指導者が不在な中、困ってしまう親子もいると考えた」と話すのは、学研ホールディングス(東京)の志村俊幸さん。そこで同社は国語や算数などの授業動画や、絵本や図鑑の閲覧が無料でできる「Gakken家庭学習応援サイト」を開設した。

 コンテンツの1つ、「ニューコース学習システム」は、学校で教員が授業補助で使うこともあるデジタル教材で、学習指導要領に対応。教科書に合わせて利用しやすい。小学1〜6年、中学1〜3年の主要教科で、(1)動画(2)空欄を埋めて要点を確認するカード教材(3)選択式で回答するドリル−の3段階で学びを深め、最後に自動採点機能のあるテストで定着度を確かめることができる。

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