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» 2020年03月23日 07時00分 公開

休校中の家庭学習にICT格差 塾はオンライン、公立小中学校はオフライン (1/2)

新型コロナウイルス対策で臨時休校が続く中、民間の塾と公立小中学校の間で、家庭学習におけるICT活用に格差が出ている。塾がオンライン通話やYouTubeを活用して自宅学習の見守りなどを行う一方、公立小中学校では教科書やドリル、プリント教材など、従来通りの方法がとられている。

[産経新聞]
産経新聞

 新型コロナウイルスの影響で臨時休校が続く中、家庭学習を巡り、民間の塾などと公立小中学校との間で、情報通信技術の活用に大きな差が生じている。オンラインの質問教室や講義をライブ配信する塾がある一方、公立小中学校の多くはプリント配布にとどまっているのが現状だ。専門家は「休校中の学習支援だけでなく、クラスメートや先生に会えないさみしさや、不安の緩和にもICTは役立つ」と話す。

photo オンラインのビデオ会議システムを使った進学塾「スクールFC」の質問教室の様子。生徒は自宅から、PCの画面を通じて個別指導を受けられる=12日午前、東京都内

 11日午後4時、東京都千代田区の進学塾「スクールFC」お茶の水校では、講師らが、ビデオ会議システム「Zoom」でつながった生徒約10人の自宅学習を見守っていた。

 同塾は15日まで休講にしたが、4日からオンラインによる質問教室を始めた。ビデオ会議と同様、カメラ付きのPCやタブレット端末を通じて画面上に生徒たちが集う。質問がある場合は講師と一緒に別の画面に移動。他の生徒に声が聞こえない環境で、個別指導を受けられる。

 「普段から会議で使用しているシステムを応用した」と同塾の松島伸浩代表。勉強する他の生徒の姿が画面に映るため「生徒たちは自宅にいても、いい刺激を受けている」と話す。

 東京都三鷹市にある「探究学舎」も休校中の子どものためにICTを駆使する塾だ。20日まで講義を無料でライブ配信する。宝(ほう)槻(つき)泰伸代表によると、コメントをリアルタイムに書き込めるYouTubeを使うことで「部分的だが双方向の授業を展開できる」という。

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