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» 2020年04月01日 07時00分 公開

未承認カプセル剤を「コロナ対策」と広告、社長ら書類送検 サイバーパトロールで発覚

警視庁は、未承認のカプセル剤が新型コロナウイルス予防に効くとする広告をしたとして、日本ホールフーズの社長と社員を書類送検した。新型コロナ対策をかたる販売業者の摘発は全国初。

[産経新聞]
産経新聞

 未承認のカプセル剤を新型コロナウイルス予防に効果があるように装って宣伝したとして、警視庁生活環境課は31日、医薬品医療機器法違反容疑で、健康食品販売会社「日本ホールフーズ」(東京都千代田区)の男性社長(72)と男性社員(44)、法人としての同社を書類送検した。新型コロナ対策をかたる販売業者の摘発は全国初だという。

 書類送検容疑は2月3〜28日ごろ、インターネット上で「新型コロナウイルス対策」をうたい、オリーブが原料のカプセル剤をウイルス増殖の抑制が確認された医薬品として偽って宣伝広告し、販売目的で175瓶を貯蔵したとしている。

 生活環境課によると、広告は社長が発案し、社員がWebサイトに掲載していた。いずれも容疑を認めているという。サイバーパトロールで発覚した。

 2019年12月まで月10瓶ほどだったカプセル剤の販売数は1月30日の広告以降に急増。今月15日までに計163瓶を販売し、約78万円を売り上げたとみられる。購入した40代女性は「(カプセル剤で)免疫力を上げられれば、新型コロナに対処できると思った」と話していたという。

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