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» 2020年04月03日 07時00分 公開

「死んじゃうの?」子どものコロナ不安どう払拭 分かりやすい情報発信、偏見対策も重要 (1/3)

新型コロナウイルスの感染拡大は大人だけでなく子どもにも不安を感じさせている。ニュースを聞きかじった子どもたちが「自分も病気になって死んでしまうのでは」といった恐怖を抱くケースもある。正しい情報を分かりやすく伝える工夫や偏見への対策も重要な課題だ。

[産経新聞]
産経新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のための臨時休校は、子どもたちの日常も一変させた。感染者数は日ごとに増え続けており、大人でも先行きが見通せない中、ニュースを聞きかじった子どもたちの中には「自分も病気になって死んでしまうのでは」といった恐怖を抱くケースも。親が感染拡大地域に通勤しているといった理由で仲間はずれにされるなどの問題も起こっており、大人たちの適切な対応が求められている。

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「かからないか心配」

 「(自分や知人が)コロナにかからないか心配」「日本が大変なことになっていてこわい」

 公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」が3月17〜22日にインターネットなどで実施したアンケート。小学生を中心に大学1年生まで961件の回答が寄せられ、自由記述には、不安を訴える声が切々とつづられていた。

 寄せられた困り事は「外出できない」が最も多く、「人と会いたい」「体調・感染拡大への心配」と続いた。また、「コロナはどこからきたのか教えてほしい」(小1〜小3)、「いろいろなニュースがあり正しいことが分かりにくい」(小5)といった訴えもあり、子どもに正しい情報が伝わっていない実態も浮かび上がった。

 同法人は「今回の休校決定は突然すぎて子どもたちは置き去りにされていると感じている」として、子どもにとって分かりやすい情報発信を求めている。

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