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» 2020年04月03日 07時00分 公開

新型コロナでテレビ制作にも遅れ 医療ドラマ、街頭インタビューも難しく (1/2)

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、テレビ番組の制作にも遅れが出ている。大河や連続ドラマをはじめ、実際の医療現場で撮影するドラマや街頭インタビューなども難しくなっており、番組制作の方法を根本的に見直す必要がある。

[産経新聞]
産経新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大で、“室内エンターテインメント”の代表格であるテレビの制作現場にも影響が広がっている。NHKは1日、大河ドラマと連続テレビ小説の収録を当面見合わせると発表。出演者やスタッフの感染が判明する中、民放各局も海外ロケやスタジオ観覧を中止するなど番組の内容や演出の変更を迫られている。外出自粛により自宅で楽しめるテレビの存在感が増す時期だけに、各局の柔軟な対応が問われる。

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 「出演者とスタッフの数が多く、演出上、安全対策にも一定の限界がある」

 NHKは1日、大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」と3月30日に始まったばかりの連続テレビ小説「エール」の収録を12日まで見合わせると発表した。すぐに放送が休止することはないが、撮影が予定通りに進まないと、今後の放送に影響が出る恐れがある。

 TBSは同日、4日に放送予定だった「オールスター感謝祭2020春」、4月スタートのドラマ「半沢直樹」「私の家政夫ナギサさん」「MIU404」の放送を延期すると発表。「オールスター感謝祭」は多くのタレントがスタジオに集まる生放送番組だが、「東京都から感染爆発の“重大な局面”が続いているとの認識が示されていることなど諸事情を勘案」(TBS広報部)した。新ドラマの撮影スケジュールにも影響が出ているという。

 日本テレビでは、世界各地でロケをする人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」などの海外ロケが影響を受けている。この状況が続けば、福田博之取締役は「国内ロケをすることになってくると思う」と話す。

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